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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのカボチャ祭り  作者: ぽすしち
城の中には

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このあとは


「 いえ。 たしかにおもしろいですけど、―― 孫を売り飛ばしたなんて事実がある時点で、書けないですよ。 ヘタしたらあの人、いまの法でいったら捕まっちゃうかもしれないですしね」



「 きみはなかなか頭がよさそうだ。 それなら、 ―― この城をでたら、どうすればいいかもわかってるかな?」


 最後のひとくちぶんを口におしこんだ男は指をはらう。




「 ―― もうこの《城》のことは忘れて、これ以上かぎまわるなっていうんでしょ? 村にも、にどとくるな、ってとこかな」



「それがいい。 なにしろ、つぎに君をみかけたら、 ―― ウィザナが、きみを消してしまうかもしれないしね」



「そのひとも、この城にいる《ディーク種族》ですか?」

 


「いや。 《魔法使い》だ」




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