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袋づめ
「それでは、もうおそいわ」
いきなり、聞きなれた声がして振り返ると、四つ足の獣が、ドアもあけずに、店の中にはいっていた。
「ウィザナ!?」
その獣の足元には、黒いおおきな袋にはいった何かが転がっている。
「・・・ま、さか・・それ・・・」
「村の子どもに城のことをしつこく聞こうとして泣かせた、《新聞記者》とかいうやつだ。 腹がたったんで、袋に詰めてやったわ」
「うう~ん・・・この場合は、ほめていいような気がするな。でも、生きてるんだよな?」
「それでは、もうおそいわ」
いきなり、聞きなれた声がして振り返ると、四つ足の獣が、ドアもあけずに、店の中にはいっていた。
「ウィザナ!?」
その獣の足元には、黒いおおきな袋にはいった何かが転がっている。
「・・・ま、さか・・それ・・・」
「村の子どもに城のことをしつこく聞こうとして泣かせた、《新聞記者》とかいうやつだ。 腹がたったんで、袋に詰めてやったわ」
「うう~ん・・・この場合は、ほめていいような気がするな。でも、生きてるんだよな?」
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