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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのカボチャ祭り  作者: ぽすしち
※※ 城にて ※※

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55/138

※※ ― 過去のはなし ―



  「 『 みんなから 』? そんなのもう、過去のはなしだ 」



 ラムジイのむかいでカボチャの頭をゆする王様は、ゲームの駒を指先でゆらしてわらう。



 二人がゲームをするのは城の奥にあるジャックの私室で、ここまで普通の者はやってこない。


 来るまでに罠がしかけられた廊下を通り、アタリのドアを開けなければ、たどり着けないせいもあるが、部屋までたどり着ける者を、このジャックが選んでるのだろう、とラムジイは思っている。



「『過去』ですか? でも今日も、城はあなたを慕った者であふれかえっている」



「ありゃ、ただ単に、この城に来たいってだけさ。 ここにいる人たちは、ぼくに会いにきてるわけじゃあないね」


 すこしなげやりにこたえると、駒をボードにおく。



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