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このあとは?
むこうでこのありさまをまんぞくそうにながめたこどもが、バルコニーだった黒い場所にまだ立つジャックをみあげた。
「おい、これで、このあとどうなんだ?」
バルコニーの手すりだったものから身をのりだし、赤茶の髪の年寄は肩をすくめる。
「 さあ。 ―― ぼくはただ、きみからうけとった『聖なる果実』に、『いまの世界が終わるときに、またすぐにつぎの始まりを』って願っただけだからね。 ―― そこからぼくはいっきに姿がふけこんでしまって、しかたなくカボチャをかぶることにしたんだ。 ホーリーと同じように、《聖なる果実)の願いの代償である『呪い』のせいでね。 でもホーリ、きみはこのごろ、その呪いが解け始めてるってきいたけど・・・みたところ、まだこどものままだね」
「この城にはいったとたん、また、ここまでガキにもどっちまったんだ」




