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どうりで、
「 ちょ、ちょっとまって。 あの、家にいた家政婦のキーパー夫人が? あの人が本物のジャックの《側近》でもあって、《後継者》ってうわさの人、だってことですか?」
ロジーはさっきからノートに走り書きしっぱなしだった。
『 どうりで、まもりが堅いわけだ』と追記する手をとめる。
「 ―― でも、さっきあのこ・・・ホーリーは、そこにジャックが埋まってるって・・・」
思い出したように、土をほるのをやめていた兵隊たちがいっせいにまた、ほりはじめる。
「なにかに当たったぞ!」
がっつ、と音がして、まわりにいた人たちは、それがなにかを知りたくて、穴のほうへつめかける。




