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眠くならない
申し訳ございません。むかしのホーリーのはなしは『ホーリー むかしばなし』をひろい読みしてみてください。。。
スネイキーにきいたところでは、どうやら大昔、なにか悪さをして上層階の《オバーランド》で、《呪い》をもらってきたらしい。
昔のホーリーはアルル・ラムジイと同じくらい大きな男だったなんて怖いことを言う。
それはともかく、いま目の前で椅子に座っているホーリーはどうみても、１５０センチは越えているサイズだ。
いつもならとっくに『眠り』にはいるサイクルをすぎているのに、なぜかホーリーは眠くないといって棺にはいらない。
背がどんどんのび、いままでみたことのない大きさになっている。
「まだ眠くならないとか、病気なんじゃねえの？」
ポットからついだお茶をだしながらネイブがいうと、そうかもな、とこどもはこたえる。
