前へ目次 次へ 106/138 玉座には 「とにかく、ようやく今日、ジャックがでてきて何をいうのか、 わたしも 楽しみにしているんだよ」 ラムジイが、広間のむこうにある王様の玉座(ぎょくざ)をながめ、おや、というように眉をあげた。 ロジーたちもふりかえってみる。 ここに集まった者たちが持ち寄ったのか、玉座のまわりには、さまざまなかたちのカボチャの頭がおいてある。 その真ん中にある立派な椅子に、みたこともない、顔色の悪い、白髪のこどもが座り、ワイングラスをかたむけていた。