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カワイイ旦那に出会うまで

初めての街コン(前編)

作者: スタジオ めぐみ

2016年頃の話です。

友達と婚活を始めて、まずは街コンに行ってみようと予定を合わせようとしてみたが…なかなか合わず。

みんなは土日祝日休みで、私は平日休みなのだ。

平日やっている街コンは少ない。

みんなで行ってきて、どんな感じだったか教えてと言ったが、出遅れた気分で焦る。

そして、母に友達と街コン行くかもと言ったら、それ大丈夫?と聞かれた。

「何が?」と私。

「もしも、友達と同じ人好きになっちゃったら大変じゃない?」

確かに。そうなったら、私はどうするのだろうか…?


母の言ったことが気になり、まだ友達と街コンに行ってないのに少し憂鬱な気持ちになった。

友達とは予定も合わないし、1人参加オッケーの街コンに行ってみるか…?

1人の方が余計な心配事が減るし、1人参加オッケーなら、1人で来る人の方が多いんじゃないかなと考えた。

よし、初めての街コンは1人でチャレンジだ。

携帯で街コンを検索して、予約。

当日に現金を持って行くシステムだった。


街コン当日は午前中は仕事で、午後からの街コンに急いで参加した。

職場仲間にも婚活のことを話していて、応援してくれた。

しかも日曜日、時々休めるようにみんなシフトに入ってくれると言ってくれた。すごくハッピーな気分だ。


初めての街コンは男2女2で座るようになっていた。

ネイルが素敵なお姉さんも1人参加で隣に座る。

「今日初めて街コン参加でわからないことばかりで、よろしくお願いします。」と私。

「私も初めてなの。」とお姉さん。

テーブルに置いてあるプロフィール用紙を記入する。

名前、年齢、住所、職業、好きなテレビ、趣味等を書く欄があり埋めていく。

「これって本名書きます?」と私。

「下の名前だけでいいんじゃない?」とお姉さん。

待ち時間が長く、お姉さんとおしゃべりして開始を待つ。

街コンでは軽い食事とドリンクが付いてくると書いてあった。

食事はテーブルにポテトフライや唐揚げが少しあり、食べるタイミングが難しいなと思った。

ドリンクはオーダー制だった。


テーブルに2人組の男性がやってきた。

「よろしくお願いします。」とみんなで言い、先程書いたプロフィール用紙を交換する。

「あの?2人の関係は?」この日多かった質問だ。

みんな私とお姉さんの関係を聞いてくる。

「今日初めて会って、1人参加と1人参加の組み合わせでここにいるんです。」と説明。

1人参加が少なかった。男性はほとんど2人組で来ている。

多分、女性の参加者の方もだいたいが2人組なのだろう。

私とお姉さんは雰囲気が違うから、どんな関係か気になるのかもしれない。

10分くらいおしゃべりをすると男性が次の席に移動する。女性はずっと同じ席に居られるシステムだった。

普段喋らないだろうと思う人と沢山喋ったと思う。

そして、出会いはあるがいい人を探すの大変。

だって10分しかないのだ。

10分では見た目や雰囲気でその人の中身まではわからない。

とりあえずで沢山の人とLINEを交換したが、誰が誰だか覚えていない問題…

記憶力がないと難しいと思った。


街コンが終わり、2次会があると言われた。

お姉さんと2次会参加するか迷った。

初めてだから、参加しといた方がいいのか?

「お腹すいたな。」とお姉さん。

「私もです。」と私。

街コンではあまりお腹は満たされない。

お昼ごはんなしで来たから仕方がない。

「もしよかったら、ごはん行きません?」と後ろから、ほっしゃんに誘われた。

「実は私、ガソリン入れて街コン代払って、今持ち金がない状態なんです。吉野家くらいしか…」と私。

街コンの食事をあてにしていて、お金もおろし忘れて、ドタバタしてきたのだ。

何でも準備することが大事なんだな。


「出してあげるから、行こうよ。」とほっしゃん。

お姉さんと相談して、行くことにした。

【何回か街コンに行って私が学んだこと】

参加人数が多いと喋る時間が短い。

参加人数が少ないと喋る時間が長い。

男女で比率が合わないとサクラがいる時がある。

ヤバイ人は記憶に残るがそれ以外は忘れてしまう…

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