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女神ステラの世界が救われた話をしよう世界-再開食事-

 トワネスとの会話の後、私は城下街でも出会った仲間と合流した。その後、夕食の時間まで談笑をしていると夕食の時間になり、国王アフリードを交えての夕食会を行った。本来であれば魔王を討伐した仲間達に豪華な食事会を開くべきだったとの謝罪から始まった夕食会はアフリードの心配を他所に大盛り上がりで終わった。久しぶりに会ったこととお酒が入っていたこともあり、我先にと騒ぎ始めてスティルグを筆頭に続くようにアルガトも騒ぎだして、とても城内で行われるとは思えない夕食会になった。でも、終始笑顔が溢れていい夕食会だった。

 酔いつぶれた馬鹿者達がそれぞれの部屋へと運ばれているのを横目に私はアフリードに話しかけるために近づいた。


「アフリード」

「女神ステラ、ずいぶんと騒がしい夕食会になってしまったな」

「ええ、とても楽しかったわ。一年前に戻ったみたいで懐かしくもあったし」

「それは良かった」

「結構お皿とか壊しちゃったけど、見つけた分はステラが修復しておいたわ。他に何か壊れた物があれば修復するけど」

「そのようなことを……給仕達が壊れた皿が少なくて困惑していた理由が分かりました」

「混乱させちゃったみたいね」

「いや、気遣いに感謝する。品薄の現状では皿の一枚といえど大事だからな」

「あの馬鹿達は騒ぎすぎなのよ。最後は勇者殿まで悪乗りしてたし」

「仕方あるまい。一年ぶりの再会なのだ。私も戦友との久しぶりの出会いであれば同じようなことをした覚えがある」

「若い頃はだいぶやんちゃしていたとは聞いていたけどその通りみたいね」

「本当にやんちゃだった。よく妻には怒られたものだ」

「明日、王妃に会いに墓所へ行く件だけど、トワネスも一緒に行きたいそうよ」

「本当ですか?」

「本当よ。でも、彼女から声はかけにくいでしょうから、ここは父親として先に一歩踏み出して明日誘いなさい」

「女神ステラが作ってくれた機会は活かしましょう。ありがとうございます」

「いいのよ。感謝されることじゃないわ」


 感謝と同時に頭を下げたアフリードが頭を上げ直すとその視線が少し遠くへと映った。気になって私もその視線を追うとトワネスが酔いつぶれた勇者殿を介抱するために寄り添っていた。


「不安?」

「不安などありませんよ。彼が立派な人物だということはよく分かっている。必ず娘を幸せにしてくれることでしょう。そして国を良い方向へと導いてくれると確信しています」

「それをトワネスにも言ってあげなさい。ちゃんと認めているって、娘が幸せになる事が嬉しいって」

「……明日、必ず」


 アフリードがもう一度頭を下げた後、彼自身もだいぶ飲んでいたためすぐに寝室へと下がっていった。私は勇者殿がトワネスに肩を貸されながら食堂を出ていく後姿を眺めた後、自分の部屋へと戻った。

この場面、もっとキャラ騒がせようと思えば出来たなーと後悔

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