表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/529

バカンスへ

冒頭部分の追加になります。

 女神である私は自分の世界を救うために別世界から勇者殿を召還した。

 私は勇者殿に力を授け、一緒に世界を救う旅に出た。

 旅の途中で掛け替えのない多くの仲間に出会い、私は女神としてただ座していた頃には知り得なかった多くのことを体験し、自らの未熟さを思い知った。

 世界を救う旅は楽しい旅だった。

 笑顔が溢れた旅だった。

 喧嘩が多かった旅だった。 

 世界を救う戦いは辛い辛い戦いだった。

 多くの命が失われた戦いだった。

 心が折れかけた戦いだった。

 だが、勇者殿達は旅を終え戦い抜き、私の世界を救ってくれた。

 勇者と旅の仲間達へは感謝いくらしてもしきれない。彼らが望むなら私の世界でのあらゆる幸福を与えることも出来た。しかし、彼らはそれを望まず、あるがままの人生を送ることを望んだ。

 勇者殿は自分の世界に帰ることをよりも私の世界で過ごすことを選んだ。

 誰もが平和になった世界で皆が戦いの傷を癒やす最中、女神である私は……異世界へバカンスに来ていた。

 勇者殿が元々居た世界。地球の日本という場所へ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ