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「ん?何?えっと大輝君?だっけ」
「奴隷とか従者とかふざけんな」
おお!大輝が初めて私の事で怒った!
「こいつは俺の奴隷だろ」
・・・・・・・・・・さっきの文を消去しよう
なんで私がこの二人の奴隷になんなきゃいけないの!
助けて佐久夜様~
「んな事言われても・・・なんか嬉しそうだし」
「嬉しくねーよ!」
「どうした?一人でいきなり」
あ、大輝と創君には見えないのか
美魅佳と佐久夜様は困ってるし
私どーすれば・・・
「まぁいいや。とにかくいつも帰りに来てよ。もちろん・・・一人でね」
その不気味な笑顔は背筋をぞくっとさせた
「分かったわよ。その代わり気がすんだら学校来ること!いいね!」
「うん。約束する」
私は他三人をみて
「私なら大丈夫。二人は圭先生に報告して」
二人は目を合わせてこくりとうなずいた。
「・・・・・・・さてと。ようやく二人きりだね」
「そ、そうね」
何されるんだろう。その不安でいっぱいだった
二人きりって言っても佐久夜様いるしね
するといきなり私の横腹をなぞった
「ふひゃ!」
「やっぱりここ効くんだ。その顔いいねもっと見せてよ」
こいつドSか!!やった・・・じゃない!
いま私なに考えた・・・
しばらくの間創君のコチョコチョ攻撃に耐える
なんで佐久夜様助けないのよ!
「だって嬉しそうだし。やったとかいっちゃってるし」
・・・・・・・・・・・そうよドMよ悪かったわね
「ついに認めちゃった」
「一人でなに話してんの?」(コチョコチョ)
「はぅっ!!」
「蘭さんって・・・可愛いんだね」
「ふえ?」
「うん。可愛い。好きになっちゃいそう」(ツンツン)
「きゃあ!そうには、はぅ!みえない、ひゃあ!」
「あはは面白い。さぁもっと見せてよ」
「いいいぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!」
そんな生活が始まって
・・・二週間後・・・
「ああー今日も楽しかったなぁー」
「はぁ・・・はぁ・・・」
そして今日も創君にいじられる。
「ねぇそろそろ脱ぐ?」
「は、はぁ!?なんで!?」
「そこらへんに興味をもったからもちろん拒否権は無いよ」
そうやって私の胸をツンとつつく
もう本来なら捕まってもいい状況
でもこの人を学校にこさせないと・・・
そして私の服を脱がそうとする
すると鈍いおと。倒れる創君
ビックリして上を見ると
そこには木製バットをもった大輝の姿だった