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神木が桜に咲き始める頃  作者: 六道傑
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神木が桜に咲き始める頃

新作です!

いつもの登校道

私の学校の登校道の木は一つだけ神木とされるものがあった

いつも私、稲原(いなはら) (らん)はそこに拝礼をするのが日課だった

もうすぐ桜が咲く。

今日から三年生か・・・

うっ、就職先決まってない・・・

拝礼の内容はっと・・・

んー今日も平和に一日過ごせますようにでいいか(死亡フラグ)

あ、学校ついた。相変わらずぼろっちいなぁ

私達全校生徒はざっと200と結構少ない

だから2クラスしかない。寂しすぎる

今日は入学式だけだから・・・

あ、クラス替え!ついにあいつから逃げられる!

私は走ってクラス表をみる。

あいつは!?・・・・・・・いる・・・・・

また・・・・・・・・一緒のクラス・・・

嫌がってるつもりなのについつい頬が緩む

すると

「後ろからドーーーン」

思いっきり頭を殴られた

「痛ったーーーーーーい!何すんのよ!」

「うっせぇなぁ俺の名前見てニヤニヤしてた癖に」

「そそそそんなことないわよ!」

「動揺しすぎだろw」

このクソは柳沢大輝(やなぎさわだいき)

不覚にも私が片想い八年間している相手だ

その感情をイジる最低野郎

お分かりだろうが恋愛感情は現在進行形だ

「もう!いちいちイジるのやめてよね!」

頬を膨らませる私に対してその膨らみを人差し指で潰す彼

「お前がおもろいからだろw悪いと思ってるって」

「本当にぃ?」

「この顔が信じられないのか!(キリッ)」

「どこがしんじられるんじゃーーい!」

そんな茶番してたらチャイムが聞こえた

まさかこれ始まりのチャイム?

「やっべ!始まりじゃん!急ぐぞ蘭!」

そう言って手をつかむ大輝

「ちょちょちょちょー!まってぇ!」

嬉しさ半分慌て半分で私達は教室へと走ったのだった

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