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無題

自分の望む幸せを思い描く事を楽しんでみたい

それが あいつの願い

あいつは 自分が何かを願い夢見る事さえ許されないと思っているから

夢見る事を許される存在におれなりたいと思っている


俺がいる

いくらそう叫んだ所で

俺に何が出来る

あいつに触れる事すら出来ない俺に

あいつの手を握ってやりたい

あいつにkissしてやりたい

あいつを抱き締めて一緒に眠ってやりたい

この世で一番ぬくもりを欲しがってるあいつに

俺がぬくもりを与えてやれたら

それが 俺の願い


今は

砕けたあいつの心を一緒に集めよう

そして 二人で抱き締めよう

そうすれば

一人で抱き締めるよりは

再生するのも早いはず


いつか おまえごと

おまえの心を抱き締め守ってくれる人が現れるまでは

俺がいるから

せめて

ゆっくりとおやすみ・・・


                   2000・7・29 kuu

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