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怪奇のような白昼夢

作者: 氷鳥乃綿詩
掲載日:2026/02/27

 今日は夏休み最終日だと言うのに、今日も今日で忙しい。宿題はもう終わっていると言うのに、それとは別で仕事があるのだ。そしてその仕事内容も中二の少女にやらせるような物ではない。そしてそんな私の仕事は怪奇を消すことだ。これだけ聞いてもなんのことかわからないと思うのだがそれも無理じゃない、だって私がやっていることはそれくらい現実離れしたことなのだから。

 今日消す怪奇は学校にいる、私は人に見つからないようにこっそり学校に入り怪奇の場所へ向かった。怪奇はどれもあるトリガーをクリアする事で、怪奇のいる結界に入ることができる、そして今日倒す怪奇のトリガーは、北校舎の女子トイレの三番目をノックしこう話しかける。「花子さん遊びましょ。」そう私が話しかけた瞬間、トイレの花子さんの結界に入った、「いいよ!」少し幼い不気味な声が、トイレに響き渡る。「私は怪消者の桃瀬由異果、あなたを消しに来ました。」私がそう高々と言うと「なぁんだそっちの要件かぁ、まぁいいや、いっくよぉ」と言い彼女は霊の手を出し攻撃してきた、当然普通に戦ったら勝ち目なんてないが、怪消者はそれぞれ特定の物を操れる特殊能力がある、そして、操れる物は紙だ。紙なんてじゃんけんの石ぐらいしかてないと思うかもしれないが。そんな事はない、今このタイミングだって紙を出してバリアできる、そして折り紙で手裏剣にし、弱点目掛けて投げる事で、試合終了である、今回は弱い方だが、強い奴はめっちや強い、怪奇は殺した人間の数と知名度の高さで強さが決まる、まぁ今倒した怪奇も知名度的には、高いのだか、学校の数だけ強さが分散してしまい弱かったのであろう。

 まぁ仕事も終わったし帰るか、そう思い学校を後にしたら、隣の神社が明るかった、そういえば今日は、夏祭りがやっている日である。せっかくだから寄っていこうと思い、神社に入った。私はお祭り来たら買いたい物がある林檎飴だ早速買ったので、人の少ない場所で食べようと思い、出口にある桟橋のかかったでかい池に来た。

 ここにはたくさん鯉が住んでおり、餌をあげるふりをするとたくさん寄ってくる。そんな池を見渡していると、同じクラスの白鳥さんがいた。彼との関わりなんてほとんどないがそれとなく彼を見ていると。「おい、トイレ行くって言ってたのに、反対方向行ってるじゃん。」と白鳥さんの友達が彼にそう話しかけた、「ごめん場所分かりなくって」と彼も返す、私も友達が欲しいなあ、私は二人を見て、そう思いながら私は林檎飴を口にした、相変わらず甘くて美味しかった。そうこうしている内にお祭りが終わってしまい、私は家に帰った。「ただいま。」そう言っても帰ってくる声はない、両親共に怪消者で、世界中を飛び回っているからだ。私は夜ご飯を食べ、風呂に入った後。眠りについた。

 その夜ある違和感で目が覚めた、しかし目覚めた場所は家ではない。大きい城のような場所で真ん中にでかい階段がある、そして眠った後に来たって事はおそらく夢の中。そしてこの空気感間違いない、怪奇の結果だ。他に被害者はいないだろうかと思い周りを見渡すと、倒れてる子がいた、私が揺すり起こすとその子も目が覚め「ここは、どこ?」と呟いた。「わからないが、多分じっとしていた方がいいと思う」

 そう返すと、階段から足音が聞こえ、階段を見ると「そんなに畏まらないでほしいな。」と話しかけられた。あれが今回の怪奇の本体だろう、だがこの怪奇の話は聞いた事がない、今攻撃を仕掛けるのは最善の策じゃないだろう。怪奇はまた口を開くき「おや、自己紹介がまだだったね僕の名前はヘクセラだよ、あれ?その顔はここが何処わからない顔だね。良いよこれから説明してあげる、二人は最近こんな噂を聞いた事は無いかい?願いを持つ物が林檎を食べると、その願いが叶う夢の中の世界の夢を見られるって言う噂。その夢の中だよ。後ろに扉があるだろ、あそこを通れば街に行ける。せっかくなら行って来たらどうだい、あとこの世界て本名を名乗るのは良く無いよ、オンラインゲームみたいな物だからね。」と言う。本名を名乗らせないのは解消者に噂を伝わりずらいようにするためだろうか、まぁそんな事はどうでもいい、このまま怪奇と一緒にいるのは危ない。私はもう一人の子を連れて街へ向かった。

 街へ着いたら、意外にも人がいっぱいいた、だがこの人たち全員命の危険がある、早めに片付けた方がいいだろう。まぁひとまずは、情報も全く無いので、夢の世界を探索しよう。その前に「ねぇ、こんな不思議なことってあるんだね。私の名前は桃瀬よろしくね、君の名前は?」と一緒に来た子に聞いた。するとその子は「自分の名前はヒメです。」とオドオドしながら答えた。「ヒメは何の願いが叶ったがわかるの?」と続けて聞くと、「んー、ちょと言いたくないかな。桃瀬さんはどうなんですか?」と言う。「私は友達が欲しいて、願いが叶ったのかな?君と出会えたし。」と答えた、その後は夢の世界を探索し、朝を待った。

 朝になり目が覚めた。怪奇にしてはいい気分になった、まぁ近い内に倒すのだが。とりあえず今日は学校に、行こう始業式だからな。私は学校の準備をし、学校に出かけた。学校に行ったは良いが流石に二学期初日だからすぐ終わってしまった。まぁ私にとっては都合が良い、この後も怪奇を倒さないと行けないからな。

 今日倒す怪奇は、神社にいる、昨日お祭りがあった神社だ。今日の怪奇のトリガーは、お賽銭箱に四円入れてある人を消したいと願うと、そのある人が結界に飛ばされるらしい。この説明だともう一人いないと結界に入れなさそうだが、自分で自分を消したいと願えば、いいだけの話なので大丈夫である。

 早速私はお賽銭箱に四円入れて願った、私を消してください、そう願った瞬間、見ず知らずの場所に飛ばされた、トリガーに場所指定が無い場合はこういった結界に飛ばされるのだ。「やあやあ、二人続けてくるなんて、困っちゃうなぁ。」入って最初、その言葉を怪奇は口にした、それを聞き慌てて周囲を確認すると、一人倒れてる人がいた。「よそ見しないでよ。」目を逸らしていたら、そう言い先制攻撃を仕掛けてきた、感一発でよけ私は倒れてる人の所へ駆け寄った。よく見るとその人は白鳥さんだった、怪我もしていないし、息もしている、ひとまずは大丈夫そうだ。「ちょっと構ってよ。」怪奇はまだ喋る、人もいるでさっさと片付けようと思い。紙飛行機を大量に折り怪奇に浴びせ、怪奇を消した。

 私はまず白鳥さんを揺すり起こし「大丈夫ですか?神社でブッ倒れてましたけど?」と話しかけた。「大丈夫だよ、だけどなんで俺神社なんかに。」彼が覚えてないのも無理は無い、怪消者が怪奇を消すと、その怪奇の記憶は解消者意外、跡形も無く消え去るのだから。「まあそんな事は置いといてとりあえず帰ったらどうですか?」私はこれ以上彼と話す事も無いのでそう言って帰った。

 家に着き入ろうとした時視線を感じ振り返ってしまった、白鳥さんが着いて来てたのだ。「ストーカーで訴えられたいんですか?」私は彼の変な行動にそう言った。彼は私の言葉を無視して、「ねぇ本当は知ってるんじゃ無いの?だってあの時間だと、学校から直行しないといけない時間だよ。わざわざ神社にようなんて無いよね。」と言う、痛いところをつかれ、言い訳の使用も無いので、私は怪奇の事を彼に話そうと思い、家に入れた。

 彼をリビングに座らせて私は口止めと怪奇の事、そして今回の神社の出来事を話た。「というわけなんですけど、とうですか、信じますか?それとも私がやばい厨二病って事にしますか?」私は続けて彼に問いかけた。「うん、信じるよ。」彼は意外にもそう答え「だって、それが事実なら、一個思い当たる物があるから。」と続けた。「それって何ですか?」と聞くと、「昨日家で、願いが叶う夢の世界の夢を見たんだ。あれも怪奇なのかな?」と答えた、正直びっくりした、「うん、私も昨日それと同じのを見始めたんだ。間違いなく怪奇だよ。」彼はそれを聞いてひらめいたかのように。「ねぇ、君って桃瀬さん?」と聞いた、「じゃあ誰だと思ったんですか?私の名前は桃瀬由異果ですよ、クラスじゃないですか?」私は彼の質問にきっぱりとそう答え、「あと、もう帰った方がいいんじゃないですか?家の人心配しますよ。」と続けて言い、彼を玄関まで誘導した。


 「また明日、学校で。」俺は彼女にそう告げ家を後にした、彼女はあの子では無いのだろうか。俺の名前は白鳥雪姫、名前に姫って漢字が付くからみんなからヒメと呼ばれ、自分でもそう名乗っている。そんな俺が見あの夢、そしてそこで出会った、桃瀬さん。彼女の正体がその子だと思ったのは、俺の勘違いだったのだろうか?俺は今日彼女と別れたあとずっとそんな事を考えていた、そして俺は夢の世界に行ったら、彼女にはっきり聞こうと思い、今日は早めに寝た。

 夢の世界に入り、桃瀬さんを探していると、城へ向かう彼女の後ろ姿を発見した。こっそり後を付けていると、彼女は城の中に入り、ヘクセラと話し始めたので、俺はこっそり外で聞く事にした。「やぁ君の方から来るなんて、意外だよ怪消者桃瀬由異果。」ヘクセラが

そう言い、僕の疑問がなくなったと同時に新たに疑問ができた。「あら、私の名前を知ってるんですね。」「あぁ、僕の能力で夢の世界に入った物の現実での出来事を観照できるんだ。それで何だけど君現実で白鳥雪姫という少年に会ったらしいね。その少年とヒメが同一人物だと言ったら信じるかい。」突然ヘクセラの口から俺の名前が飛び出して動揺していると。「信じますよ、だって関係ないんですから。」と彼女が呟くと、「本当に関係無いのかい?だって彼は神社の噂をこの夢で願って知ったんだ。僕を倒せば彼との関わりが抹消されるよ?」とヘクセラが返し。少しの余白の後「へぇ、だからと言ってあなたを消すのは私の義務ですから。」と彼女が言った。

 「やっぱり君にはこういう作戦は通じないか、まぁいい君を夢の世界から追放する。」俺はその言葉を聞き、思わず城の中に飛び込んでしまった。「ふうん、君聞いてたんだね。」城の中にはそう喋る怪奇しかいなかった。「桃瀬さんをどうしたの?」俺が思わずそう聞くと、「聞いてだんだろ?ならそののままの意味だよ。彼女はあの歳で、何干といる怪消者のトップ+人に入るほどの実力者だからね、流石に勝てる気がしなかったんだ。今は別の夢でも見てるんじゃ無いかな?そんな事より今の話を聞いていた君にお仕置きをしないといけないね。」そう言い怪奇は俺に攻撃してきた。

 恐怖のせいか偶然が、俺は間一髪で夢から覚めた。だがまだ夜中である。俺はその後全く眠れなかった、とりあえず学校に行こうと思い、眠い体を叩き起こして学校に向かった。

 学校に着き。桃瀬さんが来るのを待っていたが全く来る気配がない。そして僕は一つの疑問について考えていたヘクセラの言っていた事が本当ならば俺は自分の消滅を願ったって事だ。まぁ心あたりが無いわけじゃない、俺のやりそうな事だ。そもそも俺自体人と関わるのはあまり好きじゃない。人と関わるのに飽き飽きした俺がそう願ったていうのが多分理由だろう。そんな事を考えていたら朝の会が始まった。

 昼休みになったが、彼女が来る気配は無い、このまま教室にいるのも嫌なので外に出て人通りの少ない校舎裏に来た。一人になりたい時にはここに来る。今日俺は全く眠れなく、疲れでそこに座り込んだ、暑さのせいで余計意識が朦腕とする。だが眠ったら怪奇に殺される。俺は眠気をこられるが精一杯で、チャイムが鳴っても教室に戻れなかった。そうしてそこで何分も放心していると「大丈夫?白鳥さん。」と誰かが話しかけた。桃瀬さんだった、「とりあえず、校舎入りましょう、体暑いですよ。」そう言われ、俺は彼女の手を借りて立ち上がり。校舎に入り、向かって左にある階段に座った。暑さがなくなり、意識が戻って来たので。「やっぱり君が夢で会った桃瀬さんだったんだね。」と話しかけた、「そうですね、だけど…」「今日で終わりなんだよね。」僕は彼女が言いためらっていたのでそう言った。「俺前の夢で怪奇と君の会話、聞いてだんだ、まぁ、そのせいで怪奇に殺されかけてるんだけど、ねぇあの呪いから抜け出せる方法ってないかな?」「そうですね。実は昔に発生した怪奇とその特徴が載ってある本が、あるんですけどそれに、載ってたんですよね、夢を見なくなる方法が。試してみます?」彼女が俺の言葉に続けてそう言い。「うん試して。」と俺も答えた。「じゃあ一旦寝てもらえますか?大丈夫、夢を見るよりも先にやれますから。」そう彼女に言われ俺は眠った。

 目が覚めたら、「もう大丈夫です。怪奇の影響はもう受けないでしょう。」と彼女に言われ「何したの?」と聞くと、「さあ。それともう早退した方が良いんじゃ無いですか?顔色悪いですし。」と返された、「じゃあ俺、保健室向かうよ。」と言い保健室に向かおうとしたが途中で足が止まり。「ねぇ、由異果さん、リセットされても、また話しかけてくれないかな?」俺はこれが最後の会話になると思い、そう言った、「いいですよ、雪姫さん、だけど嫌わないでくださいね。」


 私は彼の言葉にそう返し、保健室まで見送った。これで最後になると思い全力で手を振った。

 授業が終わり学校に帰る途中スーパーに寄って林檎を買った。フルーツを買うのは何ヶ月ぶりだろうか。家につき、慣れない手で林檎を剥いた。凸凹していて、あまり美味しく無さそうな林檎をそっと口に入れた、あの本に書いてある事が本当ならこれで夢の世界に行ける。林檎を食べ終え着替えようと、席を立つとインターフォンが家中に鳴り響いた。ドアを開けると、雪姫さんがそこにいた、「ごめんきちゃた、最後にもう一度だけ会いたくなっちゃて。」彼の声を聞いた時最高に嬉しくなった。「いらっしゃい、入ってください。」私は満面の笑みでそう言って、昨日と同じ位置に付いた。すると「早速そういえば今日来るの遅かったけど何かあったの?」と聞いてきた。「ちょと仕事があったんだ。」彼とはそんなくだらない会話をいっぱいした。私にとってはそれで充分だった、それで踏ん切りがついたから。

 彼を送り出し、私は夢の中に入った、前と変わらない城の中、「また来るなんて、鬱陶しいなぁ。」と喋る怪奇がいた。「今度はちゃんと仕留めるから。」と言って手裏剣を折り怪奇に接近した。怪奇は避けるが続けて攻撃し当たったと思ったが気がついたら影のように消えていた、「僕は鏡の力を使えるからね分身も出せるんだ。」怪奇がそう言った瞬間、怪奇の分身が周りを取り囲み本体を見失ってしまった。私は周囲の分身を蹴散らすため紙飛行機の雨を降らせた。周りの分身がいなくなり、攻撃を辞めたその瞬間、私は後ろから刺された。「君強いって聞いてたけど、能力が強いだけの脳筋なんだね。」私は傷口を押さえながら声のする方へ振り向いた、「まだ勝敗が決まったわけじゃありません、私の息が止まる前にあなたを仕留めればいいだけですから。」そう言いながら私は怪奇の死角の紙を鋭く折り怪奇に刺した、その瞬間私は意識を失った。

気がついたら朝になっていた。ここは天国だろうか現実だろうか。まあそんな事はどうでもいい私は彼とまた友達になる約束をしてしまったんだ。彼にまた会いに行かないと。

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