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音色

作者: siiil3

お昼の雨の落ちる音を聴きながら。

音色という言葉はとても魅力のある言葉だと感じます。

音には色がついていないと思われているのに、この言葉には音に色がついていて、きっとそれが見えている人がいることに羨ましさが募ります。

音に色がついて見えたら聴こえてくる音すべてが視界が色とりどりの世界に入れて新しい感覚を浴びて外が楽しくなるのではないかと。

カタツムリくらい遅い速度でもシンプルな理由を羽織って外に出られることはとても幸せでこれこそが幸せの根底にあるように思う。どんどん幸せの価値観が積み重なって欲しがり奪い合って蹴落とし合う人間に様変わりしている人が多い中でこの音色は音階も色も変わることがなくそのまま近くにいてくれている。

芸能人やアーティストのように大層な価値観も経験もないが、このまま等身大で何にも出来ないカスな人間でも鏡に映る平日と休日に流され下流の石になるまで削られ尖ってこのまま。きっとこのまま。

鏡に向かって自分に対してすら言いたくない過去を残した脳みそのために日常を切り取って文字に貼って形と価値をつけていく簡単なフリック入力で誰かの心が動いたり動かなかったり罵倒されたり褒められたり色んな人の感情がぶつかり合う簡単な地球の中で暴れ始めるゾンビみたいな人間の醜さもすべてを愛せるために。

今日も1日。

大雨が小雨になり始めました。

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