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034話 巨大なアヒル 前編

 畑に囲まれたのどかな村。

 その入り口には宿屋が数軒あり、ここは宿場村となっている。

 村に入ると、今日の乗合馬車移動はここで終了となった。

 まだ日が沈むには早いから村の中を見て回る。


「村人が皆、疲れた表情をしているのです」


「何かあったのかな?」


 家の隣の畑でクワを持ったまま大きくため息をつく人、畑の脇に座り込んで俯いている人。誰もが畑仕事で体力的に疲れたって感じではなく、肩に力が入っていない感じ。見える範囲の村人全員、元気がなさそう。

 近くに行って、事情を尋ねることにした。


「こんにちは。みんな疲れているのかな? 元気なさそうに見えるよ。もしかして何か病気でも流行っているの?」


「エムや。もう少し遠回しに尋ね……」


「ああ嬢ちゃん。気遣ってくれてありがとな。病気なんて流行ってはいねえ。元気がねえのはな、金と食い物の両方が足りないからさ」


 クワの柄に両手を預けるような格好でこちらを向いた村人。


「畑には野菜が育っているのです。小麦も育っていました。足りなくなったのはパンを作る職人なのですか?」


 村の内外に広がっている緑色の畑。

 とくに枯れたりはしてないし、作物はちゃんと育っているように見える。


「いやあ、この村にはもともとパン職人なんていねえさ。皆、自前で焼いているからな。だがよ、そのパンになる小麦がな、足りねえんだ」


「順調に育っておるのに足りないとは、矛盾しておろう?」


「オラたちが使える畑ってのは、領主様から借りているもので、広さは決まっている。んだがよ、領主様に納める量が今年は五割増しなんだ。要するに、日々食べる分を減らすしかないのな」


 あー、もしかするとこの村はクロワセル杯最下位の領地に属しているのかな。この間の放火犯は西の村出身だって言ってたから、この辺一帯が最下位の地域なのかも。


「もしかして、クロワセル杯で最下位だったの?」


「おうよ。そいつのせいで税が増えたのさ」


 それにしても税が五割増しになると、こんなことになるんだね。村人みんな困っているよ。

 小麦は今から実る分は税としてほとんどを納めることになり、口に入れることができなくなる。そのため、今手元にある小麦すら、食べる量を減らして明日に備えている状態なんだって。


「クソ女王のクロワセル杯のせいなのです。クソ女王を成敗してやるのです」


「しーっ! 大きな声で言うな。オラまで捕まってしまうだろ」


 ここでも女王様の悪口はご法度のようで。

 クロワセル杯は今の女王様が始めた競技だから、女王様を成敗すればなくすことはできる。けど、ちょっとそれは無理だよね。


「たしかにクロワセル杯で負けたのが悪かったんだがよ、んでもよ、オラたちゃあ懸命に戦ったんだ」


 なんと、毎年この村から草刈り競争の選手が選出されて出場しているんだとか。


「競技に出るとな、その間畑仕事ができねーんだ。選手の畑は近所のもんが持ち回りで見ることになるんだけどよ、大きな声では言えないがな、やっぱり最下位になると、な。ひがみっちゅーか、わざと水をやらなかったりしないか心配なのさ。育ちが悪くなると目も当てられなくなる。オラ、今年も選手でここを離れるかと思うとぞっとするさ」


 去年、草刈りの選手だった男性。草刈り競技の結果は総合最下位になった直接的な原因ではなかった。それでも、近隣住民から白い目で見られるようになった。

 村の、そして領地の全住民の想いを背負って出場し、総合結果が最下位になったらいじめを受ける。選手になってもいいことなんて何もないね。

 あ、上位入賞すれば、賞金がもらえるんだった。そっちはそっちでねたみの元になりそうだよね。


「なんという村人たちじゃ。代表して戦いに出た者を労うことなく蔑むとはの」


「隣の爺やは秋のカボチャ披露に出場が決まっていて、日々食べるモンよりもカボチャばかり育てているし、あれよりはまだマシだがな」


 そのおじいちゃんは、余分に農地が与えられるわけもなく、いつもの畑でクロワセル杯秋季大会用のカボチャを栽培している。

 カボチャ披露って、カボチャの大きさと形の美しさを競う競技なんだって。大きな物、そして美しい物を厳選するために、畑のほとんどをカボチャの栽培に充てているそうで。


「あ。爺やが選手のことは内緒の話な。つい、口を滑らせてしまったわ」


「妾たちは他言はせぬが、秘密にせねばならぬ理由があるのかえ?」


「そりゃあ、栽培系競技の農地がバレると、妨害に遭うことがあるからさ」


 他の領地から刺客のような者が現れ、農地を荒らすことがあるらしい。

 でも、その刺客は捕らえられると、女王様の行事進行を妨害した重罪でほぼ死刑になるとも。

 それでも領主様は妨害を警戒していて、この村の見回りが増えているとのこと。


「そっかー。クロワセル杯って大変なんだね」


「クソ女王は、最下位の領地の事情なんて、まったく知らないに決まっているのです」


「そうじゃろうな。妾も末端のことまでは気が回らなかったからの」


「マオリーは既に末端なのです。貴様以下の末端の者はいないのです」


 領民も冒険者も、等しく領主様に税を納める身分。違うのは、冒険者は依頼料から天引きされているから、わざわざ支払わなくても済むところ。


「おじさん、気を強くもってたくましく生きてね」


「お、おう……」


 今ここで私たちにできることはなく、おとなしく宿屋へと向かった。



 翌日。

 小雨の降る中、乗合馬車は農地の間の土の道を行く。

 ガタゴト、時にはガタン、ドコンと揺れながら。

 車輪が水溜りに入るとジャバジャバ音がし、早朝に強い雨が降ったことが分かる。


「おーい、そこの馬車、止まれ、止まれ!」


「何じゃ? む? あれは巡回兵かのぅ?」


 前方から馬に跨った兵士が駆けてきて、大声でこの乗合馬車に停止を求めている。

 それに応じるように、乗合馬車は減速し、停止した。

 兵士は馬の速度を落とし、御者の前で止まった。


「この先に大きな凶変魔物が現れた。危険だからすぐに引き返せ。私はこれから応援を呼びに領都に向かう」


「魔物が? そのようにいたします。乗客の皆様! この先に危険な魔物がいます。当乗合馬車は運行規約に基づき、ここで引き返すことになります。どうかご了承ください」


 乗客たちが騒ぎだした。早く戻れとか、助けてとか、いろいろ叫んでいる。

 乗合馬車はちょっとだけ前進して回頭し、元来た道に進路を変えた。


「ここまで来て戻られると困るよね」


「凶変魔物じゃろ? 巡回兵では手に負えまい」


「我らが行って成敗するのです」


 私たちは頷き合い、凶変魔物と戦う決意をして乗合馬車から降り、北西へと続く道を行く。

 魔物はまだ視界に入っていない。それでもレティちゃんは盾を出している。いつ魔物に遭遇してもすぐに応戦できるようにしているんだね。


「村が見えてきたのじゃ」


「あれだよ! あの白いのが凶変魔物だよ!」


 右へと緩やかに曲がる道に隣接している村。

 その家々の間に、白くて巨大なアヒルのような魔物が見える。

 巨大アヒルはまだ村には到達していない。村の向こうにいる。


「まだ遠すぎて識別はできぬが、凶変魔物で相違なかろう」


 私たちは巨大アヒルの元へと急ぐ。

 近づくにつれ、黒い炎のような瘴気をまとった巨大アヒルを、ハッキリと視認できるようになった。


「識別できたのじゃ。あやつはイビルジャイアントダック。言うまでもなく強敵じゃ。気を抜くでないぞ」


 湾曲した道を村の入り口付近まで進むと、道の真ん中で座り込むおじさんとおばさんの姿が見えた。道にはトマトのような野菜がたくさん転がっている。二人は小雨の中、近くの畑で野菜を収穫していたみたい。


「助けないと!」


 巨大アヒルの背丈は私二人分よりも高く、姿形はアヒルそのもの。

 お尻を振りながら、のっしのっしと歩いている。

 このまま巨大アヒルが真っ直ぐ進むと、おじさんとおばさんが襲われてしまう。


「貴様ら! 死にたいのですか! 早く逃げるのです!」


「あ、あわわわ……」


 ガクガク震えながらこちらに顔を向けたおばさん。

 恐怖に駆られて身動きがとれないみたい。


「ダメじゃ。腰が抜けておるようじゃ。エムや、二人を運ぶのじゃ。レティシアよ、その間、魔物を押さえておるのじゃぞ」


「言われなくたって、押さえ込むのです! レインフォースシールド!」


 レティちゃんが全力で走って、おじさんとおばさんの向こう側に行き、盾を構えて巨大アヒルと対峙する。

 私はその後ろに入り、おばさんの脇を抱えて村の方向へと引きずる。

 マオちゃんも、おじさんを引きずっている。


「クエエェェ!」


「うわああ!」


「大丈夫だよ。レティちゃんが押さえてくれるから」


 巨大アヒルの咆哮に驚いて両手両足をじたばたさせるおじさん。

 おばさんのほうは口をあんぐりと開けて目を丸くしている。


「後ろには抜けさせないのです。イージス!」


 咆哮は、やがて耳をつんざくような衝撃波へと変わり、こちらに向かって飛んで来る。しかしそれは、レティちゃんが盾技で打ち消してくれた。


「エムや。そろそろ戦線に戻らぬと、レティシアが危ないのじゃ」


「おじさん、おばさん。ここで隠れていて。私は戦わないといけないから」


 村の入り口を通過し、最も近い建物の近くまでおじさんとおばさんを引きずって移動させた。

 家まで送ってあげる余裕はないよ。

 建物の陰におじさんとおばさんを置き、私とマオちゃんは巨大アヒルのもとへと駆ける。


「これはまずいのう。一刻も早く退治せねば、村が被害に遭うのじゃ」


 マオちゃんは、駆けながらも炎の槍と氷の槍を続けて撃ち出していて、炎の槍は羽ばたきで、氷の槍はくちばしにくわえられて消滅した。


「やるよ! 私たちがやるしかないよ」


「ぐぬぬぬ……。貴様ら、遅いの、です」


 さっきまで距離があったはずなのに、今はレティちゃんが巨大アヒルを必死で押さえている。むしろ、じりじりと押されている。

 私たちの後方には村があり、そこには村人が住んでいる。誰も避難していないと思う。

 さっきの兵士は急いで応援を呼びに行ったから、村には声をかけてなさそうだったし、ここに来るまでの間、私たちは避難するような人とはすれ違ってはいない。

 もしかしたら魔物に気づいてもいないのかもしれない。


「とにかく早く倒そう!」


 私とマオちゃんはレティちゃんの後方、いつもの定位置についた。

 そのまま踏み出してレイピアで切り掛かろうと前傾姿勢になったところで、巨大アヒルが足をバタバタさせはじめた。

 すると、その上下振動をさらに大きくした状態で両足の幻影が前方に飛び出し、レティちゃんを頭上から叩きつける。


「ぐっ!」


「やあ! プリムローズ・セイバー!」


 足の幻影を左前方に避け、そのまま本体に接近して勇者技で大きなZ字状の切り込みを入れる。

 あれ?

 突然巨大アヒルの体がふっくらと膨らんで切り込みが浅くなった。


「遠距離魔法は消されたが、近接戦闘用の魔法ならどうじゃ! 有象無象を押し潰す魔王の岩、メガ・ロックプレス! おおう?」


 マオちゃんが巨大アヒルを左右から挟み込もうと発動した岩の壁も、羽毛の弾力で弾かれてしまった。私を挟まないようやや斜めにずらして発動したのが原因ではないよ。


「うぬぬ、またもや対処されたのじゃ。ピオピオや、魔物の敏捷性を下げる曲はないのかえ? このままでは魔法も剣も届かぬのじゃ」


 魔法の槍をくわえたり、魔法の壁を羽毛で弾いたり。巨大アヒルは魔法や剣技を見てから余裕で対処している。

 私たちよりも敏捷性がズバ抜けて高いようだね。


「あるにはありますが、魔物だけに効果がでるようには演奏できません。こちらにもなんらかの作用が発生します。どのような作用になるのかは、やってみないと分かりません♪」


 いつもは私たちに効果があるように演奏してくれているピオちゃん。魔物に効果があるように演奏すると、こちらにも影響があるみたい。


「仕方あるまい。それで頼むのじゃ」


「リクエスト入りました。ディレイの旋律、とくとご鑑賞ください♪」


 子守歌のような、眠気を誘う曲。

 それが流れると、巨大アヒルの動きが少しだけ緩慢になったような気がする。


「何も副作用は起きておらぬようじゃぞ? 気を取り直して行くのじゃ。すべてを穿つ魔王の炎、メガ・フレイムランス!」


 マオちゃんが飛ばした炎の槍。巨大アヒルはそれを見てから、やはり羽ばたきでかき消そうと羽を広げ……。


「あれれ? 右に逸れちゃったね」


「うむむ。もしかすると、方向感覚が若干狂っておるのかえ?」


「そのようでーす♪」


 正面の胸に向かって飛ばしたはずの炎の槍が、やや右上の、首の横を通り過ぎて行った。羽ばたきは炎の槍が通り過ぎてから始まり、ピオちゃんの演奏の効果はバッチリ出ていた。


「プリムローズ・ブラスト! ああ、やっぱりずれちゃうね」


 私が飛ばした闘気の玉も、巨大アヒルの妨害を受けることなく飛んで行き、マオちゃん同様右上に逸れた。


「目に映る位置より左下を目掛けて発動するのがよさそうじゃの」


「クエー!」


 それまで受けに回っていた巨大アヒルが叫ぶと同時に大きく羽ばたいた。

 すると後方から黄色いヒヨコの群れが土埃を上げて突進して来た。ヒヨコは私と同じぐらいの背丈。


「うぬぬぬぬ~」


 先ほどの盾技がまだ効いているようで、レティちゃんの盾は見た目よりも広い範囲でヒヨコの突進を受け止めている。

 私も慌てて盾を構えて防御の姿勢をとった。しかし、すべてレティちゃんが受けてくれている。


「エム、この隙にやるのじゃ。万物を穿つ魔王の氷柱、メガ・アイシクルランス!」


「うん。プリムローズ・ブラスト! 今度こそ命中させるよ」


 私はレイピアの先端を巨大アヒルの胸からやや斜め下に向け、闘気の玉を発射した。

 マオちゃんの氷の槍も、いい感じに巨大アヒルの正面に向かっている。


「当たった!」


「グエエェー! グワッグワッガー」


 氷の槍と闘気の玉が次々と当たって数歩後ずさり、怒り狂う巨大アヒル。

 大きく羽を広げて首を伸ばし、くちばしを空に向かわせて、叫びながら大股で突進して来た。

 その突進の勢いを乗せたままジャンプしてコマのように高速回転!

 斜め上空からレティちゃんの盾に連続回し蹴りが入る。


「ぶぼぼぼ……」


 さっきまでぶつかっていたヒヨコたちは魔法による幻影だったのか、既に消滅していたのがせめてもの救い。

 巨大アヒルは、着地してからさらにくちばし突きと羽による殴りを敢行。

 この攻防の間にも、私とマオちゃんが一撃ずつ闘気玉と炎の槍をぶつけてみた。でも、大きなダメージにはなってなさそう。


「ぐへぇ。こぉのぉ、ままでは、ま、ずい、の、です」


「レティシア、耐えるのじゃ。ここを通してしまうと、後ろの村が危ないのじゃ」


 足で蹴る、羽で殴る、くちばしで突く。さらに腹で押す。

 盾を握るレティちゃんの腕が震えている。それだけ力が入っているということ。

 私は前進して勇者技プリムローズ・セイバーを発動し、巨大アヒルの側面にZ字状の切り込みを入れた。


「やっぱり浅いよ」


 さっき羽毛を膨らませたときよりは深く入った。それでも切った実感は薄い。

 続けて勇者技プリムローズ・スプラッシュで連続刺突を入れても、遅れて膨らんだ羽毛の中にレイピア全体が入り込んで、刺さった感覚が弱い。

 マオちゃんも空気の刃メガ・エアスラッシュで斜めに切り込むなど、いろいろな魔法を試している。残念だけどそれはやはり大きなダメージにはなっていない。

 それでも、どの攻撃も、巨大アヒルはくちばしや羽で妨害しようとして失敗している。ピオちゃんの演奏の効果だね。だから、有効な攻撃さえ当てられれば倒せるはず……。しかし、有効な技がないよ。

 時間経過とともに、巨大アヒルを押さえているレティちゃんの顔が歪むばかり。

 どうしよう。このままだと勝てる気がしない……。

 一旦、レティちゃんの盾の有効範囲まで下がり、対策を考える。


「助力します!」


「おお、勇者様だ! 勇者様が助けに来てくれた!」


 斜め後方から女性の声が届き、そして真後ろから村人のものらしき歓声が複数上がる。

 村人が外に出ているの?

 巨大アヒルの叫び声が聞こえて、気になって家から出て様子を見ていたのかな。


「この国の民を傷つける魔物は許しません」


 武装した女性三人が、巨大アヒルの側面を狙うように私の左前方に並んだ。

 助かったよ。私たちだけだとどうしようもなかったから。

なっしんぐ☆です。

先日作成した、指定文字列を含むファイルの一覧表を作成するVBAについてですが、物語作成過程で、大変役に立っています。


①ピオピオの言葉で 正「レティさん」 誤「レティシアさん」

このファイルを探すのに超役立ちました。(自発見)

物語の構成上「レティシアさん」から「レティさん」に変更したときの変更漏れです。

他にも使っています。

全文章ファイルを手で開いて探す昔の自分には、もう戻れません。


②なんとなくWordファイルでも動くようにしてみました。

ただ、Wordを何回も開く閉じるの繰り返しになりますから、動作はやや重いですね。

なお、Wordは使う予定はありません……。あくまでも趣味の領域です。



わわっ。怪獣 誤字ラァが、メガ・誤字ラァと戦っているよ!?


あそこを見るのです! 文字ラァの幼虫もいるのです。

きっと、羽が生えたらピオピオになるのです。


なりませんから♪

そんな悪い子は、禁句・祈祷ラァに踏み潰されます♪


誤字報告、受付中じゃ。

作者は脳トレで「面面面画面面面面面」の中の間違い探しができなんだからのう。きっとどこかに誤字の見落としがあるのじゃ。

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