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第64話

 現在、城を出発して1か月が経過していた。



 この実践訓練は、合計7か所のポイントを回ることで終了となる予定で、すでに2か所のポイントを回っていた。


 1か所目は【鋭刃虎(シャープエッジタイガー)】という7位階の魔物の群れが相手であった。


 最初から7位階の魔物が相手とは飛ばしすぎだと思うけど、たった7か所しかないポイントで実践訓練を完了することを考えれば、確かにこれくらいのペースでやるのが正しいのかもしれない。


 2か所目は【下級劣竜(レッサーワイバーン)】が1体だった。


 先ほど言い忘れていたが、この戦いはお供候補たちも教官たちも抜きで、勇者たちのみで行われる。


 そのため、最低でも6位階は超える魔物を戦闘を始めたばかりのたった22名が相手しなければならなかった。


 戦闘が終わってみて、最後の実践訓練の内容を知る幹部メンバー4人で反省会を行った。


 単純にスキルレベルの不足や、連携不足、練度の不足など、上げてみれば様々な問題点が出てきた。


 その問題点を解消するために、ポイントを移動してる間の野営中に全員で訓練を行うこととなった。


 もともとやってる人はやっていたが、【下級劣竜(レッサーワイバーン)】と戦ってからは自分もっしっかりと訓練しないとまずいと理解したのか、全員が訓練をするようになっていた。



 そしてしばらく時が経ち、3か所目のポイントに到着した。


 今度の相手は、周囲の群れを吸収して小さな村を作り上げた者たち。


 【大鬼(オーガ)】の村が相手である。


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