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7話:冒険者活動

Bランクに昇格してから数日が経過した

ツカサは常接の討伐依頼を中心に熟しつつ

自分で使う物の序でに採集クエストを行って過ごしていた


そして今日も、樹上に潜伏し獲物を狙う


「オークが六体か、ますは一つ」

弓を射掛け、狙い違わず

一体の喉へと突き刺さり絶命させる。


そして突然の攻撃と仲間の死により狼狽えだした

オーク達に追撃を見舞う。


「そい、そいっと、ほいラスト」

全てのオーク達を一矢づつで仕留め

樹から降りてきてアイテムボックスに討伐した

オークをアイテムボックスに放り込む。


「これで銀貨六十枚か、ぼろいな」

オーク一体の討伐報酬は銀貨十枚である


ツカサはあっさりと六体も倒しているが本来は

Dランク相当の魔物でこれを一対一で倒せる様になれば一人前と言われる魔物だったりする。



「ここじゃ血の匂いが酷いし少し場所移すか」


街を出たのが朝の七時頃、

索敵しながら採集もこなし、獲物を見つけて狩り

今はちょうど昼頃、オークを狩った場所から

数分歩き少しひらけた場所に出る。


「ここで良いか『バジリカ』」

そこに結界魔法を張り安全を確保する。


そしてアイテムボックスから木製のテーブルと

椅子を取り出し席に着き、ショップ機能の飲食物の一覧から今日の昼食を決める。

「ん~、牛丼にするか。汁ダク紅生姜ましましっと、あと飲み物は焙じ茶でいっか」


朝に街を出て近場の森で狩りと採集をし、

昼食をとって少しお茶をし、街に帰りギルドに報告。これがここ数日のツカサの日課である。


「ふぃ~、うまかったぁ」

今日も昼食をとり終え、お茶を啜りながら余韻を楽しもうとしていると、

遠くから何やら騒がしい音が響いてくる。


「一応、見に行くか」

そう呟くと、お茶をさっさと胃に流し込み

机や椅子など出した物をアイテムボックスにしまい『ガンバンテイン』で結界を消し去ると

騒がしい方へと向かった。



向かった先では戦闘が行われていた。

いや正確には実力にみあわない魔物に遭遇した

冒険者達が必死の撤退戦を試みていた。


「クソが何で街の近場にオーガなんかが居やがんだよ」

「知りませんよそんなこと」

「何とか足を止めさせないと、逃げられないじゃない」

「どうすりゃ止まるんだよコレ」

「出来るならとっくにやってますよ」


などと言い争いながらも何とか隙を作りだし

逃げ出そうと抗う、そこに

「おーい、そこの冒険者達、助けはいるか?」

ツカサが駆け付ける。


「コレ何とかなるのか?」

「さぁ?始めて見ますが、まぁいけるでしょ」

「馬鹿ですか?オーガですよBランクの魔物ですよ、巻き込まれないように逃げて下さい」

「Bなら大丈夫だ、俺Bランクだから」

「えぇ?倒せるなら倒しちゃって」

「了解」


助ける必要なが有るかの確認をし、

横入りの許可を貰う。


腰に帯びたジャマダハルを引き抜き構える。

オーガに突っ込む、

オーガが振り下ろす巨大な鉈による攻撃を避け

オーガの胸にまず一刺目、続けて首に二刺目

そしてバックステップですぐさま距離をとる


オーガは倒れ込み動かない。討伐完了である

武器に付いた血を魔法で出した水で洗い流しながら、

「これで良いの?弱くない?」

冒険者達の方へ振り返りオーガを指さして言うと

冒険者達は


「ウソだろ?オーガだぞ、こんなアッサリやっちまうのかよ」

「あの硬い皮膚をものともせず心臓と首を刈り確実に仕留めた、これがBランクですか」

「倒した?本当?助かったぁ」


と三者三様の反応を示す


「とりあえずコレどうすればいい?」

「貴方が倒したのですからお好きな様にしてください」

「じゃあ、持って帰るか」

アイテムボックスにオーガを放り込む


「「「空間収納!?」」」


なんか凄いびっくりされた。

「おかしいか?」

「いや、おかしいわけじゃねぇが」

「凄すぎてびっくり的な?」

「そんなもんなんか・・・」


「オーガってここら辺で出る奴なのか?」

「いえ、普段は居ないです。少なくともここ三カ月の間に目撃報告は無かったはずです」

「なるほど、ならギルドに報告しないとだな。

俺は今日分の仕事終わってるから街に戻るがあんたらは?」

「よかったら街までご一緒してもいいですか?」

「構わない」


普段は居ないはずのオーガが出た事を報告にギルドに向かった。


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