表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

1話:テンプレですね!わかります

初投稿です。

日暮 司(ひぐれ つかさ)

目が覚めると真っ白な部屋にいた。もちろんこんな場所に覚えは無いが、

「ふむ、なるほど・・・俺、死んだか」

テンプレ過ぎてすぐに察した・・・このあとの展開もおそらくテンプレ通りだろう

「話が早くて私は助かるけど、自分が死んだのに冷静過ぎないかしら?」

女神様キター!。爺の方のテンプレじゃなくてよかった。

早速だが気になることを確認しよう

「女神様、俺の死因とこの後どうなるかを教えてください」

まぁ、おおよその想像はつくが…

「まず、あなたの死因ですが、ごめんなさい。私のミスです」

「あぁ~、はい、はい、テンプレテンプレ」

「軽すぎますよね!未練とか無いn…」

「無いです」

食い気味に言ったら、ものすごい 残念なもの を見るような目を向けられたが

無いものは無い、無理やり未練を作るとすれば未完結のラノベ作品の続きくらいなものだ

「次に、この後どうなるかですが…お察しの通り異世界に行ってもらおうと思ってます」

「その異世界ってどんな世界ですか?」

「漫画やゲームのような剣と魔法でモンスターと戦うファンタジー世界ですよ」

これもテンプレ通りなら次の問題は…

「今の姿で転移ですか?それとも赤ん坊からの転生ですか?」

「どちらでも構いませんよ」

「なら転移でお願いします」

赤ちゃんプレイはノーサンキュだ。そんな羞恥耐えられない。

「わかりました、それで能力についてですがどうしましょう?」

まず基準となるものが無いと決めようが無いな

「今の俺のステータスとその世界での一般的なステータスって見れたりしますか?」

「はい、ではまず今の貴方のステータスです」


名前:ツカサ・ヒグレ

Lv:1

MHP:30

MSP:17

Str:5

Agi:7

Vit:4

Int:8

Dex:5

Luk:1


「そしてこちらが一般的な成人男性のステータスです」


一般的なステータス例

Lv:15

MHP:270

MSP:70

Str:20

Agi:15

Vit:17

Int:12

Dex:14

Luk:8

スキル

剣術Lv3

火魔法Lv1



「俺弱すぎない?」

大半のステータスが半分以下とかかなりひどい、どうするか・・・

昔はまっていたゲームのステータスと異世界のステータスの表記が似てるな

「そうだ、黄昏オンラインってネトゲの俺のキャラの能力をもらえたりしませんか?」

「はい、可能ですよ」

大丈夫らしい、問題は複数アカウントを作っていたが

どのキャラのステータスを反映するかだな…

「おや、複数のキャラがいるみたいですね・・・いいとこ取りしちゃいますか」

悩んでいる内に問題が解決してしまったようだ。

「反映したステータス出しますね」



名前:ツカサ・ヒグレ

Lv:1

MHP:32022

MSP:5893

Str:120

Agi:113

Vit:100

Int:125

Dex:127

Luk:120

ユニークスキル

黄昏の残照


「このユニークスキルは?」

「ゲームのスキルやシステムなどを一纏めにしました」

「なるほど…あ、大事なことを忘れるとこだった。

言葉や文字、それからお金や身分証は?」

「言葉や文字は最初から自動翻訳されるようにしています。

お金はゲームキャラの所持金をあちらの世界のものに換金しました。

身分証は転移した場所の近くの街でギルドに登録してください」

「わかりました。」

これで異世界へ行く準備はととのったかな

「それではあちらの世界【ミットガルド】にお送りいたします。」

「お願いします」

「それでは良い人生を」

その言葉とともに

俺の足元に魔法陣のようなものが現れ輝き出す

「いってきます」

そう俺が言い終わると同時に俺は異世界【ミットガルド】へ転移した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ