第40話 竜の女神様のお告げは? (5)
でッ、僕は、それを聞けば確かにと、思ってしまうところもある。
だって僕は、食後──。
家族の団欒の時間は、スマートフォンを使用して、アプリゲームをしているか?
僕の妻のどちらかの膝の上で、スヤスヤとうたた寝をしている事が多いいけれど。
レビィアとリムは、物珍しそうに、映画やドラマ、アニメばかりを見ていることが多いいからね。
今の僕よりも色々な事を瞬時に思うかも知れないな?
まあ、僕がレビィアとリムの説明に対して、フムフムと納得していると。
「あの、あなた……。誰とお話をしているのですか?」
銀髪の麗しいお客様が困惑した表情で、僕へと尋ねてきた。
だから僕は、レビィアとリムへと。
(うん、分かったよ……。僕が一人で何とか、対処してみるよ)と告げ。
(じゃ、二人共? 僕の目の前にいるお客様に、今日は定休日だけど。お好み焼きを焼いて、出してあげても良いのだね?)と。
僕は、自身の奥様二人へと尋ねてみた。
「(はい、良いですよ。旦那様)」
「(パパ頑張ってね)」と。
二人から僕へと、不機嫌な声ではなく、機嫌の良い声が返ってきた。
だから僕は、久し振りに《《広島お好み焼き》》を焼く決意をするから。
「お客様分かりました。今から僕がお好み焼きを頑張って焼きますから。少々お待ちください」と告げる。
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