81/401
第37話 二人からの嘆願(5)
「パパ?」
「ん? 何、リム?」
「今日はお昼にね、焼肉しようと思うの。パパ好きでしょ?」
リムが僕に今日のお昼は。
僕の大好物の一つ焼き肉にするからと告げ、教えてくれた。
だから僕は、今迄意味不明な、今日の行動を予定していた二人……。
レビィアとリムに対して少し悩んだ顔をしていたのだが。
レビィアとリムが、夫である僕のために、鉄板焼きのお肉を購入してきてくれると告げてきたので。
僕は上機嫌……。
もう二人の行動で、困惑する行為を辞めて。
ニッコリと満身の笑みを浮かべながら。
「本当に?」
僕は嬉しそうな声音で、リムへと言葉を返せば。
「パパ、焼き肉嬉しい?」
リムが尋ねてきたから。
「うん」と僕は頷き。
「嬉しい。ありがとうね、リムとレビィア」と。
僕は奥様二人にお礼を告げると。




