第4話 竜の家族! (1)
【レビィア】
「はぁ~」と。
『グル、グルルル』で御座います。
そう私の目の前で今日も妹は年頃の娘なのに、大きな嘆息を漏らし。その後は自分のお腹をはしたなく鳴らすので御座います。
でも私の妹の当てつけ、悪態行為? は、これだけで終焉を迎える訳では御座いません。
「お母さま~、リムはお腹が空きました~」
私の妹は、自分のお腹が空いたと、自身のお腹を更に鳴かせながら嘆くのです。
だから姉の私も毎日の恒例行事のように自分の口を開けて。
「リム我慢しなさい。お父様が残してくれた財産も後少し。残り僅か……。後少しで底が尽きそうだから財宝の方は本当に大事な時に使用しないといけません。分りましたか、リム?」
自分のお腹が空いた。お腹と背中がくっきそうだと嘆き、不満を漏らす未だ甘えん坊の妹へと、姉の私は毎日食事の方を我慢をするようにと諫めるのですが。
「えぇ~~~! でも、お姉さま!? リムはお腹が空き過ぎてもう我慢ができません」
リムは姉の私の諫めを聞き入れず。空腹に耐え切れないと不満をいつも返してくる。
「それでもリム! お昼は我慢! 夕飯までは我慢をしなさい!」
だけど姉の私はリムの我儘に対して『はい、そうですか、分かりました』と、自分の首を安易に縦に振る気はないから、リムの欲望に対して首を振れば。
「えぇ~! そんな~、殺生な~! リムは昼食を抜いたら~、姉上とは違って~。お腹と背中がひっいてしまいます~。だから姉上~! 何かしら~、リムに昼食を用意してください~」
まあ、こんな感じです我が家の妹様は……。
いつも通りにお腹が空いたと駄々をこねるばかりで御座います。
我が家の財産……。
そう若くして他界をしたお父様が残してくれた数々の宝剣、宝玉、金貨に銀貨、銅貨……。
その他にも異世界の変わった宝物……。
まあ、我が家の財産の方は先程、私が説明をした通りで。その財宝を町の有権者や商人へと買い取って貰い続け残り僅か……。後少しで財宝が底を尽きそうな状態なのに。
リムは我儘ばかりを言っては、姉の私やお母様を困らせ、闇落ちばかりさせるので御座います。