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第37話 二人からの嘆願(2)
そう、いつもならば僕に、
『逢引き気分で一緒に買い物へと行こう~!』、
『買い物へと連れて行ってぇ~。欲しい物があるから~!』と。
僕が仕事で少し疲れたな? と、午後に思っていても。
ランチタイム後の休憩、閉店後の、夕刻の開店時間の間までに、近所にある。
フ〇、ゆめ〇ウン、イオ〇モール、ユ〇クロ、フ〇バメガ、ブ〇クオフ等へと。
車で買い物! ショッピングへと連れていけ! と。
僕は強引に連行をされるのに、今日は着いて来なくていいからと。
僕に告げてくるから。
僕が少し困惑した顔をすれば。
「パパ~、別にいいでしょ? たまには姉上と二人で買い物へと出かけても?」と。
僕が、まあ、少しだけれど、困惑しながらレビィアへと尋ねようとしたら。
僕の言葉を遮るようにリムが先に告げてきたから。
「うん、分った」と。
僕が言葉を返すと。




