表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

377/401

第74話 罵倒! (3)

「すまいない、そこの君! 悪いのだけれど。この村の村長さんか、代表者の人と俺を会わせてくれないかな! どうしても話したい事があるから! お願いだ!」


 俺の目の前に立ちはだかる彼の身体の影から顔を出し、自分の顔色を変えつつ、兄ちゃんと同じ赤い髪色をした少女へと自分の顔色を変えながら嘆願した。


「ラ、ラン! こいつの言葉に耳を傾けるなぁ~! こいつは俺達の敵だ~! 先程ランが俺に尋ねてきた身体の傷はこいつと争った時に出来た傷なんだ。だから今直ぐランは、母さんを連れて逃げろ。そして長老の所に行って~! 勇者が集落を襲ってきたと報告をするんだ~! 今直ぐに~! ラン分かったなぁ~!」


 でもこの通りで俺の少女への嘆願を彼が遮断した。


 そして少女に自分の母親を連れて今直ぐ逃げろと嘆願をしたのだ。




◇◇◇




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ