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第74話 罵倒! (1)

「何しに来たお前ー! 俺達の集落にー!」

「いや、あの……。少し君と話しがしたい……」


 俺は先程の彼……。ドラゴンだった彼……。小さな体躯の亜人へと変貌している彼に、にへらと笑いつつ告げた。


「まさか~、お前~!? 俺達皆を躯にするつもりでこの集落へときたのか~!?」


 だけど彼は自分の家の玄関内から俺へと怒りをあらわにしながら罵声……。俺の言葉に耳を傾けてくれるような様子を見せてはくれない。


「いや、そんな酷い事を俺はしない。只君が亜人達に父親を殺され、晒し者にされと先程俺に言っていたから。君は一体誰の子なんだと教えてもらいたいのと。君が先程少女や小さな子供達と会話をしていたけれど。この村には一体どれくらいのドラゴン達が住んでいるのか聞きたい。それとこの村の代表者と合わせてもらいたい。頼むよ。君! お願いだから……」


 それでも俺は目の前の彼へと真剣に訴えかけ、嘆願をし、頭も下げた。


「いいから~。帰れ~! 帰れよ~! お前に話す事は何もないから~。帰ってくれ~~~!」





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