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第73話 ドラゴンの集落(8)

「大丈夫よ、ランちゃん……。本当にありがとね……。いつも、いつも本当にごめんなさいね……」


 俺の母親は自分の横たわるベッドの横に着て背中を優しく撫で労ってくれるランへとお礼を告げた。


「なぁ~に遠慮しているの、オバサン~。私はレオンの許嫁だから、時期にはこの家に嫁いできて娘になるのだから遠慮しないでオバサン、ねぇ~、わかった?」


 今ランの口から漏れた通りで、こいつは俺の許嫁であり、嫁になる娘なのだ。だから先程ランが俺の様子が可笑しいと直ぐに察して危惧……。泣きそうな顔をしながら俺の身体を心配してくれたのは。未だ幼さも残る赤毛の美少女が俺の可愛い許嫁だからなのだ。





「ゴホン! ゴホン! うん、ありがとうね、ランちゃん……。私はランちゃんがいつも家に着て色々としてくれるから本当に助かっているの。本当にありがとう……。それにランちゃんに迷惑をかけているのは私だけでなく、家の馬鹿息子までが迷惑をかけるから本当にごめんなさい、ごめんなさい……。でも家のレオンの事を見捨てないでね、お願いだから、ゴホン! ゴホン!」





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