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第71話 ドラゴンと対決! (2)

 ドラゴンの彼の巨躯は地面から空中へと舞い上げるので。

 俺は彼の背後へと素早く回り込み、自分の両手を合わせ握り──彼の肩へと振り降ろせば。


《ド~ン!》


 またドラゴンの彼の巨躯は鈍い音と共に地面へと堕ちるから。


「うぎゃぁ、あああっ!」


 彼の口から悲痛な叫びが吐かれ、砂煙が消えると同時に、地面にクレーターのような穴が出来上がっている。


 だから僕はさぞドラゴンが自分の身体が痛いだろうな? と思うから。

『彼は大変に可哀想だから、許してやるかな~?』と僕は慈愛に満ちた事を考えるような事はしないから。


「おい、ガキ~! 早く立てよ~! もう、これでお終いなのか、兄ちゃんは?」


 僕は人間同士で喧嘩をするようにまた指でクイクイと若いドラゴンを揶揄……。嘲笑うように彼の事を誘うのだった。



「き、貴様~、な、何もんだ~?」


 僕が地面に横たわる彼の事……。若いドラゴンのヤンキーお兄ちゃんが、自力で起き上がるの待っていると。

 彼は身体の痛みが抜け、上半身を起こしつつ顔を上げ──僕の事を睨みつつ尋ねてきた。





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