表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

345/401

第70話 ドラゴンと対峙(4)

「お前等なぁ~! 本当に懲りないなぁ~! 今度はこの娘さんを強引に自分達の物にしようとしたのかぁ~、お前等は~!」


 僕は先程ララを襲った男達へと憤怒しながら怒声を吐き。


「お嬢さんは僕の方へとおいで」と優しく声をかけながら彼女と悪人面だけしている弱い者虐めしかできない悪者冒険者との間に入り──。

 僕は男が強く握っている少女の腕から手を強引に離して、彼女を解放すると。


「もう大丈夫だ、逃げて良いよ」


 僕はまた少女に微笑みながら告げる。


「は、はい。ありがとうございます」


 少女は僕の言葉を聞くと慌てて立ち上がり、逃げる事もしないで律儀にペコペコと頭を下げ謝罪をしてきた。


 だから僕は「いいや、いいや。気にしなくていいよ」と自分の首を振るのだが。


「お、お前~。俺の許可もなく。何~、俺様の食事を逃がそうとしているのだ~」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ