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第68話 皆で仲良く……(3)

「ああ」

「確かに……」とヤコフさんが納得すれば。


「新作、ちょっと酷いぞ……。このままだと余りにもミルが可哀想だよ……」


 エコフがミルさんの件で酷い奴だと、にへらと笑いながら告げてきた。


 だから僕は更に「えぇえええっ!」だよ。

 自分の目が飛びそうなぐらい驚けば。


「新作はどう捉えたか分からないけれど。先程ミルが新作に自分は冒険者ではなく、自分で商いをしているような、新作のような男と結婚したいし。新作の事は好いと思うと告げた時に。新作はミルにそうなんだ、と告げた筈だ……。俺達皆その事を見て聞いているし。ミルが新作に告げた後に、結婚願望があるケンやエコフが『新作は良いな』と羨望の眼差しを送っていたじゃないか……。それと自分達も結婚をしたいから何処かで冒険者から足を洗って、自分達で商いを始めようかな? と告げて。新作に色々と相談をしていた筈だ。それに、その時ミルは新作の腕に自分の腕を回して仲良く夫婦水入らず歩いていた筈だ。そこのお嬢ちゃんが他のパーティーメンバー達に追われるまでは……」と。


 僕はジルさんに告げられたところで「あっ!」と驚嘆する。



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