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第66話 売り切った……。でも課題が? (2)

 僕達はお客様達の集い、列、喧騒が引き、静まり返り、穏やかになれば皆は『ガクン!』と肩を落とし、背を丸め、疲れ切った顔で、この場が地面だろうがお構いなしに座り、へたり込んで。


「ああ、疲れた……」

「気怠い……」

「しんどい……」

「たいぎいよ……」と。


 その他にも各自各々が色々な言葉を独り言のように呟いて、その後は『シーン!』と静まり返るから。


 僕は皆にお腹が空いただろう? と尋ねた。


「う~ん、新作兄ちゃんの言う通りで、お腹は空いたけれど。もう材料も残っていないから、俺は兄ちゃんなので我慢するよ!」


 僕の問いかけに対してヨル君は、自分は小さな子供ではないから大丈夫だと言葉を返してきた。


「新作あんちゃん、うちもあんちゃんと同じで姉ちゃんだから大丈夫……」


 ヨル君の言葉が終われば末っ子のマイちゃんも良い子で家族思いだから、お腹は空いてはいない。大丈夫だと僕に言葉を返してきたけれど。

 成長過程、伸び盛りの二人が食事……。栄養をとれないのは良くないから。






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