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第65話 異世界でお好み焼きを販売するぞ! (8)

「だめです!」、

「いけません!」、

「このひとは私の物ですから」とララちゃんが僕の背後から抱き付きギュ! と抱き締めてきて、自分の物だと主張するから。


『えっ!』と僕は思い。

『マジでやばい……どうしよう?』と思うのだが。


「俺達の兄ちゃんだから、お姉さんは駄目~!」

「あんちゃんの言う通りで~、新作兄ちゃんは、姉ちゃんの旦那さんで私達の兄ちゃんだからだめ~!」


 ララちゃんに続いてヨル君とマイちゃんが僕の前に立ち──。自分達の両手を大きく広げ、僕は自分達姉妹の義理の兄になるのだから渡さないとか言いだすから。

 僕はマジで本当にやばいどうしようと言うか?


 この世界の人達は何故こんなにも恋愛、結婚に対して余り悩まず、その場のノリや勢い任せで事を……。


 それも一生で一番大事な事をケラケラと笑いながら自分の伴侶を安易に決めてしまうのだろか……。


 僕はふとそんな事を思ってしまったのだ。



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