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僕の前世は異世界の凶悪な竜だったみたいだけれど。今は異世界日本でお好み焼き屋を呑気に営業しています!  作者: かず斉入道


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第64話 異世界初のお好み焼きを食べるぞ! (2)


「えっ、本当にいいの、新作兄ちゃん」

「大丈夫なのですか、新作さん?」


 マイちゃん続いてお兄ちゃんのヨル君やお姉さんのララちゃんも驚いた顔で尋ねてくる。

 この広島お好み焼き風野菜焼きに使用されている香辛料や塩、小麦粉は、こちらの世界では大変に貴重で高価な物だと、僕はエリカやレビィアから聞いていたから。

 四人は香辛料と塩、小麦粉を沢山使用して作ったこの《《お好み焼き》》が、僕の産まれ育った日本のB級グルメになるとは思っていない。


 大変に高価な食べ物だと思っているみたいなのだ。


 特に僕が鼻の良く利く、この最果ての町に多々住み、暮らしている獣人の人達……。


 天下の往来を行き交う人達の足を止め──。


 こんなにも町の人達が、この場に集い、ワイワイと喧騒しながら桜となるように僕は意図的に沢山の《《胡椒》》と《《ガーリック》》の粉末をお好み焼きへと振りつつ作った。



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