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第63話 お好み焼きを焼くぞ! (13)

 そう、先程からヨル君とマイちゃんが僕の事を『おじさん』と呼ぶ度に苛立ちや不快感を募らせた顔……。怪訝な表情をしていたのだが。


 ララちゃんはとうとう、幼い弟と妹を叱り始めしまった。


 だから僕は別にそんな些細な事は気にしなくても良いのにと思う。


 だって二人の思う、言う通りで僕は本当にアラサーのおじさんだから気にはしないのにね、と思うのだが。


「はぁ~い。ごめんね、姉ちゃん」

「ごめんさない、お姉ちゃん」

「新作さん、ごめんなさい」

「お兄ちゃん、ごめんなさい」


 でも二人は素直で良い子だから、自分達の姉であるララちゃんへと謝罪をすれば直ぐに僕へと謝罪をしてくれた。


「うぅん、良いよ。二人共気にしないでね」


 僕は自身の首を振りつつ、小さな二人に気にしないでねと告げた。



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