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第60話 有難う御座います! (1)

「有難う御座います!」、


「この御恩は一生忘れません!」、


「私達親子で出来る事ならば何でも言ってください」と。


 獣人族の娘ララちゃんのお父さん、ランガーさんが僕に何度も頭を下げ、お礼をくれた。


「いいえ、いいえ。気にしないでください」と、僕は自身の顔の前で手を振りつつ、苦笑いを浮かべ。


「偶々ですから。偶々……」と。


「本当に気にしないでください」とララちゃんのお父さんへと、頭を下げないでくれと嘆願をすれば。


「うわぁ~、これは酷いな……」


 僕はランガーさん親子のお店の中を見渡しながら声を漏らした。


 だってお店の調度品……。机や椅子、お皿等も全部破壊されている状態なのだ。


 そう、僕の産まれ育った日本の映画、ドラマ、アニメにマンガ、小説等で出演する脇役の、やられ役、ならず者達が、自分達が気に入らないからと。


『二度と商売できなくしてやる!』と、店内を破壊するシーンが良くあるが。そのシーンが終わった後の店内の惨事を僕はリアルに見たので声を漏らし。



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