表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

215/401

第59話 皆驚き! (1)

「な、何だ?」


「何だ、今の動きは?」


「お前、見えたか?」


「いいや、見えなかった」と。


 僕と酔っ払い、荒くれ冒険者達を取り囲むように見ている観衆達の中から、こんな声、台詞が漏れる中で。


「はぁ~」、


「やぁ~」、


「うぉ、りやぁあああっ!」と、僕は荒々しい声を出しながら。


『この、くそが』


『やっちまえ、皆~!』


『叩き殺してしまえ』と、先程……。


 そう、僕が最初に自身の目の前で、ケラケラと嘲笑う男を一人、空手の正拳突き──。


 それも僕の空手は、SNSの動画で覚えた空手ではなく、ちゃんと小中……。


 まあ、中学校の途中初段までとって辞めたと言うか? ヤンキー、不良をしていた僕だから続かなくなり辞めた極真空手だからね。僕は喧嘩の方は得意だから、正拳突きを入れれば。そのまま、その男の横に見える、冒険者の男へと、目にも止まらない速さの回し蹴りを入れ──。


 その男も数メートル飛んで、地面を枕に呻るから。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ