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第58話 一応僕は神様だから(4)

「お兄さん達、今なら僕も怒らないから、この娘の事は諦めて、とっととお帰り」と、ケラケラ笑い。


「もしも、この娘のお父さんに暴力を振るい、怪我をさせていたり。お店の器物を破損、壊しているようならば。ちゃんと治療費、慰謝料や修理費を払う事! わかったね!?」と、最後は荒々しく尋ね、告げる。


 でも僕の目の前に立つ兄ちゃんやおっちゃん達は、異世界ファンタジーの物語の中の悪人、ならず者達と同じ立場の人達みたいだから。


「はぁ~、兄ちゃん! 娘の目の前だからって調子に乗っていると。先程儂のツレが言った通りに、兄ちゃんの身体をバラバラに引き裂いて食べられてしまうぞ!」と。


 相手! ならず者の冒険者達の中で、一番年配に見える大鬼(オーガ)の男が、先程よりも更に憤怒! 怒りをあらわにしながら僕に呻り、吠え、威嚇! 僕の背に隠れる獣人少女を今直ぐ渡せと告げれば。


「そうだ!」


「そうだ!」


「俺達のリーダーの言う通りだ!」


「娘を渡せ!」


「娘を渡さなければ! 貴様を本当にバラバラに引き裂いて食ってしまうぞ!」と。


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