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第58話 一応僕は神様だから（２）
僕の目の前に立つオーガやオーク、ゴブリン、獣人の兄ちゃん、おっちゃん達数人が、僕の前に着き、怒声を吐く前に。僕の背の後ろで怯える少女に事情を尋ね、聞いた。
『お嬢さん、君は何故、あいつらに追われているのか？』と。
すると彼女の口から出た言葉は、僕が以前レビィアから聞いた事のある、飲食店で働く女性達の闇……。
そう、昭和の時代でも遭ったのかな、こんな事は？ と、僕自身がレビィアから聞いて苦笑い、首を傾げた出来事……。
まさに、これぞ！ 古いシネマの大袈裟な内容や異世界ファンタジーのアニメ、マンガに良くありがちな出来事である、女性ウェイトレス等へのセクシャルハラスメント行為──！
そう、セクハラ行為に僕の背に隠れている少女は受けたらしい。
