表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

209/401

第57話 何事? (4)

「まあ、何かの縁と言うか? このまま、この子を放置する訳にもいきませんし。取り敢えずこちらに憤怒しながら向かってくる彼等に『何事か?』と僕の口から尋ねてみます」と。


 僕はジルさんへと説明をすれば。


「皆さん、巻き込まれると。後が大変だから、モンスターを引きながら、この場から移動していください」と告げる。


「えっ!」


「でも?」


「大丈夫なのか?」


「あれはどう見ても、チンピラではなく冒険者だぞ!」


 こちらへと憤怒しながら向かってくる厳つい人達を見て、パーティーメンバー達が僕の身を案じてくれる。


「新作、お前一人だと、あいつらに殺されてしまうよ。だからその娘をあいつ等に渡しな」と。


 ミルさんが最後に僕の身を案じて、背に隠れるまだ幼い少女を渡せと告げてくるのだけれど。


「うぅん、大丈夫」と。


「僕は死なないから大丈夫だよ」と、ミルさんへと僕は微笑みつつ告げる。



 ◇◇◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ