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第57話 何事? (3)

「いいえ、何も……」と。


「ただ、私にお金の払うから、床の相手をしろと腕を掴み、二階の宿部屋へと強引に連れて行こうとしたので。嫌ですと、私は言って、あの人達から逃げてきただけです」と。


 まあ、何処かで聞いた話……。


 そう、家のレビィアがこんな話を言っていたなと思う事を未だ幼い獣人の少女は、自身の顔を真っ青にさせつつ、震えながら頭を振り、何もしていないと僕に言葉を返してきた。


 だから僕は少女の言葉を聞けば「そうなんだ」と、優しく微笑みかけながら言葉を返し。


「よいしょっと」と、また言葉を漏らしつつ、僕は少女の前に盾になるように佇むと。


「新作?」とミルさんが、自身の顔色を変えつつ僕に声をかければ。


「新作、その娘を庇うのは良いが。変な事に巻き込まれるけれど良いのかい?」と。


 この冒険者グループのリーダーのジルさんが、にへらと笑いつつ僕に尋ねてくるから。


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