表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

20/401

第5話 私だって働きに出たことぐらいあります!(9)

 (わたくし)は正座で反省をしている僕ちゃん達を仁王立ち……。上から見下ろしながら。


「こらぁっ! お前達!?」と怒声を吐く。


「わっ!」

「は、はい」

「はい」


 (わたくし)の怒声を聞いた僕ちゃん達は、自分達の肩を跳ねらせ、飛びあがりながら驚愕……。最後に(わたくし)へと震え慄きながら言葉を返してくると。


「美しいお嬢様、一体何でしょうか?」


 (わたくし)の事を上目遣いで見詰めながら作り笑い、恐る恐る尋ねてきた。


「あのね、貴方達? 今後はお店のウェイトレスがいくら若い女性だからと言っても。本人の許可もなく胸やお尻を触るような事は絶対にしない! 分かりましたか、貴方達?」と告げ。

「次に(わたくし)が貴方達の酷い所業を見掛けたら。貴方達は命がないと思いなさい……。わ・か・り・ま・し・た・ね~?」


 (わたくし)は最後に僕ちゃん達へと自分の目を細め冷たく、ゆるりと重たい口調で威圧しながら下知をだした。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ