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第56話 国境の町の様子は? (8)
「ええ、大変に美味しく、栄養価も高い、ヘルシーな食べ物なのですよ」と告げ。
「その料理を色々な町に広めて歩きたいなと思うのですよ」と。
僕は微笑みながらジンさんへと説明をした。
でッ、その後は彼、彼女達から僕は更に、最果ての町の様子……。
そう、異世界情緒溢れる町の様子や食べ物、食材、加工物等の話しを教えてもらうから。
僕は皆さんも知っての通りで、異世界ファンタジーな、冒険者のアニメやマンガ、ライトノベルが大好きアラサー男で。アプリケーションゲームも僕はプレイしているから。彼、彼女達の話しを僕は聞きつつ、自身の胸を躍らせながら、会話に混ぜてもらいつつ、町へと一緒に向かう。
◇◇◇
「うわぁ~! ここが町なのか」と歓喜、感動しつつ、独り言を漏らし。立ち止まり、辺りを見渡す僕に。
「お~い。行くよ。あんた~」と。
獣人のお姉さん事、ミルさんが僕に声をかけ、早くついてこい、置いて行くぞ! と告げてくるから。
「は~い。今行きます~」と、僕は言葉を返し、ジンさん達の冒険者パーティーの後を慌てて追う。




