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第56話　国境の町の様子は？　（７）

　僕はそんな、和気藹々とした雰囲気のグループと、言うか？　僕の産まれ育った日本の言葉【冒険者パーティー】とでも呼ぼうか？

　まあ、そんな人達の和気藹々とした日常会話と、最果ての町の様子を大まかに、この人達から教わりつつ、彼等と一緒に最果ての町……。色々な種族の荒くれ者、ならず者達が群れ、冒険者パーティーを構成し、集う、町へと。

「へぇ～、そうなんだ？」

「へぇ～、なるほど……」

「それは凄いですね」と、僕は彼、彼女達の説明を聞き、頷き感心……。

「僕は何処かの町で、飯屋を始めたいのです」と、僕も彼、彼女達に説明をすれば。

「へぇ～」

「そうなんだ？」

「でッ、どんな物を料理に出すのかい？」

　僕は獣人お嬢のミルさんに問われ。

「お好み焼き」と言葉を返せば。

「何だいそれは？」と。

「それってお兄さん、美味しいのかい？」と。

　このパーティーのリーダーであるジルさんに、僕は問われて。