表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

187/401

第56話 国境の町の様子は? (2)

「……ん? ああ、これかね、旅の人?」


「これは、あれだよ」と。


 大鬼、小鬼の男性が言葉を漏らせば。


「えっ! あんた、知らないの?」と、人種の男性が首を傾げ、尋ねてくるから僕は、「ええ」と言葉を返せば。


「あんた、何処から来たんだい? 変わった衣服を着衣しているけれど」と。


 また別の人種の男性が僕の容姿──。着衣して衣服をジロジロと見詰めながら尋ねてきた。


 だから僕は「ずぅ~と端。竜が住むと言われている城がある地の、まだ果ての山の中で家族とひっそりと暮らしていたのですが。山仕事や狩だけでは家族の生活が苦しいので、期間限定で働けるところはないか? と探しながら。僕は旅をしているのですが」と説明をすれば。


「先程から沢山の人達が向こうからモンスターの死骸を荷台に乗せ、町へと向けて運んでいるのが、僕の瞳に映るので。一体皆さんは、何をしているのか? 田舎者の、僕自身も気になるから、貴方達に尋ねたのですが。皆さんは、その大きなモンスターの死骸をどうされるのですか?」


 異世界人の僕には本当に彼等、彼女達が何をする為に、この大きなモンスターを町へと運ぶのか、理解ができないから尋ねる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ