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第56話 国境の町の様子は? (1)

「こんにちは」と、「性が出ますね」と、僕は亜人の人達……。


 そう、皆さんも、その人達の容姿を見ればわかる通りで、僕のような人種の者が一人なのかな? それとも二人なのかな? まあ、あの耳がツンと立った人が、僕達の世界……。


 日本の異世界ファンタジーな、映画やアニメ、マンガ、ライトノベル、小説等に良く登場する《《ドワーフ》》と呼ばれる種族ならば。あの二人は僕とは髪の色や肌の色、背丈も違うけれど。人種と呼ばれる種族で、残りの人達は、エルフやゴブリン(小鬼)オーガ(大鬼)、獣人、オークと言ったところだろうか?


 まあ、レビィアやリムの言っていた通りで、本当に色々な種族の人達のグループが多々いるな、と思いつつ。


 僕は自身の近くのグループへと声をかけた。


「……ん?」


「ああ」


「こんにちわ」と最後に。そのグループの獣人の可愛い女性が僕に挨拶を返してくれたから。


「そのモンスターはどうされるのですか?」と。


 大鬼と小鬼、ドワーフの人達が荷台に乗せ引っ張る、大きなモンスターの亡骸をどうするのか? と尋ねる。



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