表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

178/401

第53話 日本に帰れば(2)

 生前の僕が産まれ育った世界へと行き、ゴ〇ラやガ〇ラ、キン〇コングのように自衛団に襲われ、攻撃を受け、落ち込む僕に対して、リムが止めを刺すように諫めてきた。


「うん、そうだね」


 だから僕は下を向き、肩を落としつつ頷き、リムへと言葉を返したよ。だって僕はリムに、向こうの世界へはもう行くな、関わるな、放置しろと告げ、忠告、諫められていたのに。僕はリムの言葉に耳を傾けず、自身の胸をドン! と叩き。


『大丈夫! 大丈夫だから! 心配するなって!』と告げ。向こうの世界へと勇んで行った訳だから。


 僕がリムに『ほらみろ、言わん、こっちゃない』と悪態をつかれても何も言い返す事等できないから。僕は下を向くしかない。


 自身の頭の中で、(とほほほ)と、(面目ない)と思い反省しながらね。


「リム……」


 すると、下を向く僕の事を庇うようにハイスクールから帰宅したばかりの、黒髪、紅玉の美しい瞳を持つ、ミステリアスな美少女レビィアがね、下を向く僕の頭を撫でながら庇いつつリムに。これ以上僕に悪態をつくなと諫める。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ