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第51話 うわっ! ドラゴンだ! (6)
僕はこんな事を急に、自身の顔色を怪訝な表情へと変えつつ思い。僕は上空から眼下──。地上を見下ろせば。
「ドラゴンだ!」
「ドラゴンが町を襲ってきたぞ!」
「皆攻撃だ! 攻撃しろー!」
「弓を持つ者はー! 弓で攻撃をー!」
「魔法を使用できる者はー! 魔法でドラゴンを攻撃するんだー!」と。
まあ、その他にも地上から、自身の顔を上げ、僕の事を睨みつつ、罵声や攻撃をしてくる人々……。
まあ、町に住む人達……。自衛団かな? 僕が居た頃には、国王や領主と呼ばれる者達は存在させないようにしていたはずだからね。
う~ん、でも?
町を守る自衛団の存在も以前は居ないし。レビィアも言っていなかったから。もしかするとレビィアやリム、エリカも知らない事なのかも知れない?
だからさてどうしよう? じゃ、ないよね?
町の自衛団等組織してもらっては困るのだよ。
だって町の自衛団の隊長みたいな人が最終的には盟主……。領主になる事が多いいから排除するしかないかな? と、僕は思えば。




