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第50話 竜神様へと変身! (1)

「変身~!」、


「トォ~!」と、僕は年甲斐もなく、幼少期の頃──。ガキ大将の頃に戻った気分、気持ちでね。某特撮ヒーロー番組の主人公気分で変身ポーズを決めてみた。


 でッ、最後に「やぁ~!」とも叫んだよ。


 僕の前世の家の前──。古い古城の前でね。


 すると映画やアニメ等のお決まり効果音が『ドン!』、『ボワァン!』と鳴る事も無く。


 僕は前世の姿──。人ではないドラゴンの姿へと変身した。


 まあ、したのだけれど。


「あれ?」なのだよ。


 そして「可笑しいな?」と、僕は独り言を漏らしてしまうのだった。


 だって僕の容姿……。


 まあ、ちゃんとさ、竜、ドラゴンと言う奴になっているのだけれど。僕の予想と言うか?


 リムやレビィアから聞いていた僕の前世とは、自身の容姿と身体の色が違う。


 だから僕は自身の変身──。ドラゴン化した身体を見て驚愕! 驚嘆を漏らしたと言う訳なのだ。



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