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第49話 異世界の家へと久し振りに(1)

 ドッ、ドドドッ……! と。


 まあ、煩い音……。


 そう、作業用の小型の発電機を始動すればやはり、生活観のない部屋……。


 それも家と言うか? お城の周りに雑音や騒音がない、静かな場所……。自然豊かな小山の頂上にある西洋式のお城の部屋の中だから。本当に発電機の音が煩く。僕の耳につくなと思いつつ。


「レビィアやリムは、この煩いお音の中でブルーレイディスクを鑑賞していたのか」と。


 僕は部屋の中を見渡しつつ独り言を呟けば。


「二人はテレビの音が余り聞こえなかっただろうな」と。


 僕は今度は苦笑いを浮かべつつ独り言を呟き。


「さて、やるか……」と呟けば。


 自身が片手に持つ、充電式の掃除機のスイッチをパチンと押し、《ブゥ、オォオオオン!》の音と共に部屋の掃除を始めだす。


 ヨイショ! ヨイショ! と、部屋に置かれた椅子や調度品……。


(けっこう、部屋に色々な家具や飾り物、壺に絵等があるけれど……。これって高価な物なのかな?)と思えば。


(こちらの世界では多分、かなりの高価な物なのだろうな、全部……)と。


 僕は他人事のように思いつつ掃除機をかけ続ける。







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