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第48話 第2章 驚愕! (14)
だからエリカは無言で『コクリ!』と頷き。僕の傍へと来てしな垂れかかるから。
僕はエリカをヨシヨシ! と撫で、労りつつ。
「まあ、そう言う訳だから、広島お好み焼きと言うよりも。野菜焼になるのかな? 麺が入っていない奴を焼いて販売をしてみようと思うのだけれど。どうだろうか?」と尋ねれば。
「御方様がしたいのならば良いのでは?」と。
レビィアは告げてくれたのだが、僕のもう一人の奥さまは。
「パパ、別に、そんなことをしなくてもいいし。母上もこの際だから結界だって、もう解除してしまえばいいのよ。そしてあの国にいる亜人達は、みなモンスター達に食われ滅ぶか。他の国のドラゴン達の餌になるか。奴は隷として暮らしていけばいいのよ。別にリム達家族は、もうあちらの世界へと帰らなくても。この日本で子孫を残しつつ、暮らしていけばいいだけだから」と。
リムが珍しく、鼻息荒く言葉を吐くものだから。
「リム」と僕が諫めるように声をかければ。




