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第47話 竜の女神の微笑み! (15)
「お見事~!」
僕がエリカを絶賛すれば。
「ありがとう~、陛下~」
エリカはやはり御機嫌麗しく、僕に言葉を返してきた。
だから僕は「出来たね!」と告げる。
「えぇ、できました。陛下~」
エリカは僕に微笑みながら告げ。
「陛下~、一緒に食べましょう~」とも告げてくるから。
「うん、分かったよ。一緒に食べよう」と。
僕はやっと千と何百年ぶりだろう? と、言った長い年月振りに、夫婦水入らずで食事ができることに対して歓喜! 感動しながら仲良く。
僕の女神様が焼いてくれた《《広島お好み焼き》》! 広島の故郷の味を堪能できた!
だから僕は転生できて本当に良かった思いつつ。僕を支えてくれる三人の竜の姫巫女様達に感謝! 感激!
今度こそ僕は、御妃様達を泣かせたくないので、流行り病で死なないようにしようと決意するから。
毎年インフルエンザの予防接種だけは受けようと思う。
◇◇◇
(一部完)




